日本では定期的に農業関係の展示会が開催されますが、
イスラエルでも同様です。
今年は、6月25日~27日 Agrisrael4.0が開催されました。
Iotなどに象徴されるインダストリー4.0(第4次産業革命)を
牽引するイスラエル国内の4.0世代企業と
海外企業のマッチアップが目的の展示会です。
サンホープも最新技術や製品の情報収集に行ってきました!
1日目
メイン会場でのパネルディスカッション
別会場のワイナリーでは機器の展示や実演が行われました。
2日目
テルアビブ市内で商談会。
スタートアップ企業のためのイベントということで、
若い経営者が目立ちます。
イスラエルのビジネス展開の特徴は
企業が研究機関に投資し、その研究成果をビジネスに
反映させる体制が整っていること。
新しいアイディアをビジネスとして成り立たせるための
投資とサポート、ビジネスマッチングが行われていること。
Agrisrael4.0がイスラエルのスタートアップ企業と
世界各国の企業のマッチングの場であることを実感します。
3日目
現場視察
砂漠に立ち並ぶハウスの中で
ドリップかん水によるオリーブのポット栽培。
1937年にイスラエル初のスプリンクラーを発表して以来
80年以上、120か国を超える国へかん水資材を提供している
老舗メーカー ナンダンジェインへ。
ナンダンジェイン社の技術者によるセミナーも行われました。
かん水制御の分野にも新しい企業が参入してきています。
作物の成長、圃場の状態、気象条件に合わせて
最良のタイミングで最適な水量を与えるソフトとハードが
進化し続けている、という印象。
土壌水分×アルゴリズム→完全自動のかん水
作物成長のセンシング×かん水制御×データ収集
これらは素晴らしい技術ですが、日本でそのまま
使えるわけではありません。
日本の圃場規模や作物に合わせて仕様を変更し、
栽培実験を繰り返しながら製品化していく必要があります。
それは、サンホープの仕事です。
sunhope mailmagazine vol.3
Copyright (c)SUN HOPE CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.