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サンホープからのお知らせをお届けします。

拓殖大学との産学連携プロジェクト~ブドウと桃の圃場が完成~

サンホープは、

拓殖大学農業総合コース学生+竹下正哲ゼミ学生+

山梨県立大学の学生、山梨のプロ農家・ショートレッグスと

ともに産学連携プロジェクト「ハタチの畑プロジェクト」に

参画しています。

 

竹下教授の「日本の農業が国際競争力をつけ、

世界で勝つ方法は収量を上げること。

その手本となるのがイスラエル農法」という

理念のもと、学生とプロ農家、

かん水のプロであるサンホープが

実証実験を行っています。

昨年のキックオフの様子が山梨日日新聞に

取り上げられたりもしました。

詳しくは、メルマガvol.2をご参照ください。

 

今年は、日本農業の問題の1つである

「耕作放棄地の解消」に着手。

山梨では、学生たちが重機を操作して荒れた土地を

開墾しブドウ栽培に挑戦中。

開墾の様子はこちらから。

 

拓殖大学の八王子国際キャンパスでも、ブドウと桃を

栽培するための整地と棚作りが行われました。

その様子はこちらから。

サンホープは6月から作業を開始。

ブドウと桃が植えられた果樹園にかん水システムを設置します。

 

ブドウの品種はシャインマスカット。

桃は「白川白鳳」と「あかつき」の2品種。

 

今回は、液肥混入器ドサトロン

クラウド型かん水コントローラーG.S.Iを組み合わせて

施肥とかん水を自動で行う養液栽培システムを導入。

かん水方法は硬質ドリップチューブを使った

イスラエル発のドリップかん水です。

 

ブドウは棚栽培と垣根栽培の2つの方法で実験を行います。

木の根元に置かれた白いチューブが硬質ドリップチューブ。

水量を一定に保つ機構なので、均一な生育が期待できます。

 

こちらは棚栽培。

こちらは垣根栽培。

 

桃の仕立ては、開心自然形、2本主枝、1本主枝の

3種類。いずれもドリップかん水です。

それぞれの栽培方法の中で

密植にしている区画、

ドリップかん水あり・なしの区画を作り

生育や収量の差異を明らかにします。

 

どんな結果が出るか、引き続きのレポートを期待ください!

sunhope mailmagazine vol.15