餅は餅屋=その道のことは、専門家に任せるのが良い
よく知られたことわざですが、
農業分野もしかり。
栽培に関する専門書や雑誌も膨大な数が
出版されていますし、研究機関や農業関連企業が作成した
動画や情報サイトもあります。Youtubeなどでの栽培のハウツーを
公開している方もいらっしゃいます。
現在はインターネットを使えば、どんな道の情報でも
効率良く収集できますが、
しかし、それらは「発信者が発信したい情報」なので
自分の疑問や困りごとを解決するには、物足りない場合も。
「トマトについた、この虫!どのサイトにも本にも載っていない!」
そんなときは、やはり専門家、プロ農家に直接相談したいものです。
イスラエルとオランダに本社を置き、12か国に子会社をもつ
種苗メーカー「Hazera(ヘイゼラ)」は
生産者へのサポート拡充のために作物アドバイザーアプリ
「Crop Advisor」をリリース。
問題が発生した作物の写真を撮影し、アプリにアップすると
原因と思われる病原菌や害虫などの情報が瞬時に提示されるそう。
アプリで回答できない場合は、その写真が専門家に自動転送され
アドバイスがもらえるそうです。
また、チャットやビデオで直接やりとりできる
地域の専門家の紹介もしてくれるとか。
現在は、トマトと玉ねぎ、ブロッコリー、スイカに対応。
種苗メーカーの知識と、地域の専門家の力を駆使して
問題を解決に導いてくれます。
※アプリは日本語未対応です
情報ソース:– Hazera | Seeds of Growth
同様のサービスは日本にもあります。
インターネットASP事業、ウェブ関連事業を展開する
株式会社井上寅雄農園(本社:長野県)は、事業の一つに「農業×IT」があります。
昨年リリースされたのがお悩み相談サービス「アグティー」。
サービスに登録した新規就農者やプロ農家、家庭菜園者が
アドバイザー登録をしているプロ農家・元営農指導員・元農業高校教諭・専門業者に
対価を払い、チャットやビデオ通話でアドバイスをもらえるというもの。
(対価が発生しないアドバイザーもいます)
アドバイザーの品目や得意分野から、相談したい方を決定。
アグティーを通じて日程調整を行い、サイト上のビデオ通話機能などで
直接相談ができます。
孤軍奮闘になりがちな新規就農者には、特に便利な
サービスではないでしょうか。
サンホープも、かん水分野でお役に立つべく
アドバイザー登録をしております。
ちなみに、対価は発生しません。
登録方法、相談方法はこちらでご確認いただけます。
インターネットで見つからない答えは、人に聞く。
日本でもでも海外でも、
頼りになるのは餅屋(とインターネット)なのでした。
sunhope mailmagazine vol.23
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